2025年7月【銃狩り】国連安保理決議2699号

 一国一発令に続いて、世界的規模の軍縮の流れは通常兵器にもおよぶ。
弾薬の製造・流通禁止を皮切りに新たな武器開発、製造、配置を禁止。
またこれに合わせて2030年までには【地球軍】の設立を前提に、 全ての国の軍隊の放棄とアメリカ合衆国を含めた市民の重火器単純所持をも禁止する事となった。
国連議上で行われたアメリカ合衆国大統領演説では、15世紀末、日本の銃所有、製造量は当時の全ヨーロッパ諸国の全ての銃を集めた数よりも多かった事実を例に、徳川政権によって統一された日本ではその後、徹底的に 〝銃の排除〟が推し進められ、その結果以後230年間戦争の無い平和な時代 『パックストクガワーナ』が続いたと紹介した。
そして、 「Give Up The Gun(銃よさらば)」その言葉は演説中6回も使用され、その標語は全世界の人々の心に深く刻み込まれた。
また警察力においては、その職務上やむなく実力行為を行わなければならない場合、 強化ゴム弾、電気ショック銃、催涙銃等のスタンガン、非到死性兵器(ノンリーサル・ウェポン)のみを携帯し、使用する事が許された。
国連に代り、これら世界的規模の平和的路線への協調を取りまとめたのが、地球主義を掲げる世界最大の自然環境保全監視団体
  【The 6】〝第六の世界〟である。